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大学のGPAとは? 計算方法・平均・使用目的を解説

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大学の成績はGPAという数値で表されることが多いです。

  • GPAって何? どうやって計算するの?
  • 自分のGPAは高い? それとも低いのかな…
  • GPAが低いとどんな影響がある?

そんな疑問を持っている方は、この記事を読めば解決します。

この記事では、現役大学生の私が、GPAとは何かについてや、GPAの計算方法、平均、使用目的について解説します。GPAを簡単に計算できるツールも用意しました!

目次

GPAとは?

GPAとは「Grade Point Average」の略で、履修した科目の成績の平均を表したものです。良い成績を収めるほどGPAは高くなります。

GPAは最低値が0、最大値が4であることが多いですが、これは大学によって異なります。私の大学ではGPAの最大値は4.3です。

GPAの計算方法

GPAの計算方法は大学によって異なるので、所属大学のホームページなどを確認しましょう。

一般的なGPAの計算式は以下のようなものです。

GPA = (各科目のGP×単位数総和) ÷ (履修科目の単位数の合計)

GP(Grade Point)とは、各科目の成績を表す数字で、0、1、2、3、4の5段階であることが多いです。100点満点でつけられる成績またはA、B、Cなどの評価を、GPに換算してGPAを計算します。

各科目の単位数は、多くの場合は2単位ですが、演習科目など、科目によっては異なる場合があるので、成績表やシラバスを確認しましょう。

履修科目の単位数の合計には、不合格だった科目の単位数も含まれるので注意しましょう。

GPA計算ツール

GPAを簡単に計算できるツールを作成しました!

使い方は、履修したすべての科目の単位数とGPを入力するだけです。成績からGPへの換算方法は、大学のホームページなどで確認してください。

GPA =

GPAの平均はどれくらい?

GPAの評価方法は大学や学部によって異なるので一概には言えませんが、一般的には2.4〜2.8程度が平均的な値のようです。GPAが3以上なら優秀な部類に入るといえるでしょう。

また、私の体感ではGPAは学年が上がるにつれて低くなる傾向があると感じます。もちろんこれも大学・学部によると思いますが、GPAの取りやすさは学年によって変わる場合があるので、大学1年生の段階ではあまり気にしすぎる必要はないと思います。

GPAは何に使われる?

GPAは大学在学中から就職活動、卒業に至るまで、さまざまな場面で使われることがあります。

もちろんこれも大学や企業によって異なるので、必ずしもGPAが関係するわけではないことに注意してください。

GPAが使われる場面の例を紹介します。

留学・奨学金

留学や奨学金の選考において、GPAが評価基準になることがあります。

留学や奨学金を検討している学生は、評価基準を調べて、必要ならば一定以上のGPAが取れるように努力することになります。

ゼミや研究室の選考・大学院への進学

ゼミの選考や学科のコース分け、研究室への配属などで、GPAが考慮される場合があります。

また、大学院への進学を希望する場合は、GPAが推薦の評価基準になります。GPAが高ければ大学院の推薦を受けられ、筆記試験が免除になることがあります。通常の院試においては、GPAは合否の判断に影響を与えないと言われています。

卒業

大学を卒業するために、必要な単位数を取得していることに加えて、GPAが一定以上でなければならない大学があるそうです。

その場合はGPAが低いと留年することになってしまいます。

就活

日本の企業では、GPAや大学の成績をあまり重視していないことが多いです。その理由として、大学や学部の異なる学生をGPAで比較するのが難しいことや、大学の成績よりも人柄や価値観、コミュニケーション能力を重視する場合が多いということが挙げられます。

ただし、外資系の企業ではGPAが採用の基準として使用される場合があります。

まとめ:GPAの目的を理解して学業を充実させよう

この記事では、GPAとは何かについてと、GPAの平均、GPAの使用目的について解説しました。

高いGPAをとることが自分にとって重要だと思った人は、良い成績を収められるように大学の勉強と向き合っていきましょう。

一方で、自分にはGPAはあまり関係ないと感じた人も中にはいると思います。そういった人は、無理して高いGPAを目指そうとする必要はありません。

最低限単位だけ取って大学を卒業したいという考えでも、自分で判断したならそれでいいのです。

もちろんGPAに関わらず、成績が良いに越したことはありません。しっかりと勉強に取り組めば、自分のためになるものを得られるはずです。

この記事が大学での勉強への向き合い方について、考えるきっかけになれば幸いです。

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この記事を書いた人

京都大学工学部在学中の大学2年生。ITベンチャー企業でモバイルアプリ開発やプログラミング教育などを行っています。

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