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【GPA4.1超え】大学の成績GPAを上げる方法を徹底解説 〜履修登録からテストまで〜

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大学の成績で悩んでいる大学生は多いのではないでしょうか。

  • 奨学金のために高いGPAを取らないといけない…
  • 大学の成績が悪くてもっと勉強を頑張らないと…
  • 大学で良い成績が取れるか不安…

この記事はそんなあなたのお悩みを解決する助けになります!

なぜなら、私は京都大学で1回生のときに4.1を超える高いGPAを出したことがあるからです(京都大学のGPAの最大値は4.3です)。

1回生前期のGPA:4.15
1回生後期のGPA:4.12

この記事では、高いGPAを出したことがある私の視点で、GPAを上げるための方法について詳しく解説します。

※ 科目に関わらず全般的な内容について書いていますが、一部理系に特化した内容になっている場合があります。

目次

GPAとは?

GPAは、大学の成績を表す数値です。GPAとは何かについてよく分からないという方は、GPAの基本的な情報について解説したこちらの記事をご覧ください。

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前提:そもそもGPAを高くする必要はあるのか

GPAはただ単に高ければいいというものではありません。この記事の本題に入る前に、GPAが高ければいいわけではない理由をお伝えします。この前提を理解した上で先の内容をお読みください。

大学の成績はそれほど重要ではない

本音を言うと、私のGPAは周りと比べて高いほうだと思いますが、それほど有利に感じたことは多くないです。大学の成績が重要かどうかは人によると思います。多くの場合、無理して高いGPAを目指す必要はないのです。

GPAにとらわれることのデメリット

GPAを高くすることばかり考えていると、デメリットがあります。それは、自分の興味のある科目を履修できなくなるということです。

GPAのために、興味はないけど楽な授業を選んだり、難易度が高いという理由で取りたい授業を諦めたりする人は、大学で勉強することの意義を見失ってしまっています。

GPAよりも、自分の取りたい科目を履修することを優先しましょう。

私はGPA目的で履修科目を選んだり、諦めたりしたことはありません。自分の興味のある科目や履修しておくべき科目を選んでも、高いGPAを出すことは十分可能です。

GPAを上げる方法:履修登録編

GPAを上げるための戦いは、履修登録から始まります。

まずは履修登録のポイントについて解説します。

成績の評価方法を確認する

成績に直結する評価方法は必ず確認しましょう。

大学では主に以下のような方法で成績が評価されます。

  • 試験
  • 授業への出席数
  • 課題・レポート
  • 授業内での発表・実技等

おすすめは、さまざまな評価方法の授業をバランスよく選ぶことです。試験のみで評価する科目ばかりを選ぶと、試験期間に勉強が大変になります。また、レポート評価の科目が多いと、レポートを書くのが苦手な人はGPAが下がってしまいます。

評価方法によって、科目ごとの戦略も変わってきます。試験のみの科目は、一発勝負の試験で成績が決まってしまうため、GPAを高くしたい人にとってはリスクが高いです。そのため、日頃から十分に対策しておく必要があります。レポート評価の科目は、授業の内容を理解していることが高い評価につながる場合が多いので、毎回授業に出席して先生が言っていることをしっかり理解するようにしましょう。

その科目の口コミや単位取得率を確認する

その科目を履修した先輩などの口コミを参考にすることで、単位の取りやすさが分かります。それによって、難しい科目ばかり履修するのをあらかじめ避けることができます。

授業に対する口コミは、みんなのキャンパスというサイトで確認することもできます。このサイトでは、大学ごとに各科目を履修した人が、その授業の充実度や単位の取りやすさ、テストの難易度などの口コミを投稿しているので、履修登録の参考になります。

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大学の授業評価・講義情報サイト みんなのキャンパス(旧:楽天みんなのキャンパス) 気になる授業の評価やテスト情報を学校名・教授名・授業名から検索できるみんなのキャンパス

また、大学によっては科目ごとの単位取得者数が公開されている場合があります。履修した人の数に対して単位取得者が少ない場合、その科目は難易度が高い可能性があります。ただし、先生によって単位の取りやすさは大きく変わるので注意しましょう。また、単位取得率が高い科目であっても、課題が多くて負担が大きいケースもあります。

時間割の埋め方に気をつける

朝が苦手な人は1限に授業を入れると、出席点が取れなくなったり、授業に出られず内容が理解できなくなったりしてしまいます。夜早く寝て朝起きられるようにするのが理想ですが、夜にバイトがある人などは難しいと思うので、自分の生活スタイルに合わせてください。

また、1日の授業数はできれば3コマ以下にしましょう。

1日に4コマ以上授業があると、それらがすべてテストで評価される科目の場合、1日に4個以上のテストを受けなければならなくなる可能性があります。そうなると、勉強が大変ですし、テストを受けていて疲れます。

また、普段の授業期間にも、授業の復習が大変になるというデメリットがあります。後述しますが、授業で分からなかったところは授業後に復習したほうがいいのですが、1日に授業が多いと手に負えなくなってしまいます。

全休を作るために授業に行く日のコマ数を増やすという考えもありますが、GPAを確実に上げるためには1日の授業数を減らすほうが無難です。

履修登録後、単位取得が難しそうな科目は履修取消する

実際に授業を何度か受けてみて、内容が難しすぎて単位が取れない可能性が高い場合は、履修取消することを検討しましょう。

多くの大学では、授業開始後に履修した科目を取り消せる期間が設けられています。履修取消をすることで、その学期に取得できる単位数は減ってしまいますが、GPAが下がるのを防ぐことができます。

履修した科目を途中で諦める場合、履修取消しないとGPAを大きく下げることになるので、履修取消期間を確認し、忘れずに履修取消するようにしましょう。

GPAを上げる方法:授業期間編

履修登録が終わり、授業が開始してからのポイントを紹介します。

課題は絶対出す

課題提出が成績評価に含まれる科目は、確実に課題を提出しましょう。

一発勝負のテストに賭けるよりも、課題を出して安定した点数を稼ぐほうが確実です。安全志向で平常点は確実に取りましょう。

課題を確実に出すためには、新しい課題が出たらすぐ取り組んで提出するのがおすすめです。やり忘れや、急な用事・体調不良などで課題ができなくなるのを防ぐことができます。課題は締切間近にやったほうが追い込まれて速く終えられる、という人もいると思いますが、確実にやりたいなら早いタイミングで取り組むべきです。

授業に出席する

同じく平常点を稼ぐために、出席が評価に含まれる授業には必ず出席しましょう。授業に出るだけで点数を稼げるなんて、それほどおいしい話はありません。とはいえ2、3回程度なら、休んでも成績に大きな影響はないでしょう。

出席点がない授業であっても、なるべく出たほうがいいです。

独学ではなく授業に出て勉強するメリットは、以下の通りです。

  • 教科書や参考書は専門的で難しいことが多いが、授業では要点を分かりやすく学べる
  • 先生が大切なポイントを教えてくれる

独学だけで勉強できる人もいると思いますが、失敗しやすいのでおすすめはできません。

なるべく授業のタイミングで理解する

授業で習ったことは、その日のうちに理解しましょう。

授業に出てノートを写して満足するだけではいけません。きちんと理解するところまで持っていきましょう。

授業中に理解できなかったところは、授業後に見直します。自分の手で計算してみたり、ネットやYouTubeで調べたりして、なるべく理解できるようにしましょう。

適度な忙しさを保ち、勉強とそれ以外を両立させる

時間がたくさんあればあるほど勉強や課題がはかどるのかというと、そうではありません。

勉強しかやることがなくて、時間がたくさんありすぎると、逆にダラダラしてしまったり、やる気が出なかったりします。

適度に忙しいくらいが、何事にも全力で取り組むにはちょうどいいです。

できれば試験前など忙しいときに休みを取りやすいサークルやバイトに所属していることが望ましいです。私が以前参加していたサークルは完全に自由参加で好きなときに行けたので、大学の授業や試験勉強と両立しやすかったです。

GPAを上げる方法:試験期間編

GPAを上げるために最も重要な試験期間の勉強について解説します。

情報収集して、その授業に特化したテスト対策をする

大学のテストは、教授ごとに特色があります。

毎年同じような内容が出題されることも多いので、過去問を使って勉強することは重要です。

過去問が手に入らなくても、授業ノートや講義資料に沿って勉強すれば、ある程度出題の傾向は予想できるでしょう。

計画を立てて勉強する

情報収集してテスト対策の戦略を立てたら、やるべきことを書き出して計画を立てましょう。やるべきことというのは、例えば暗記、過去問、授業で扱った問題などです。

勉強を始めるのは試験の1か月前くらいがちょうどいいと思います。

勉強の流れとしては、以下のような手順で進めるのがおすすめです。

  1. 内容のインプット
  2. 過去問や演習問題などを解く
  3. 問題を解いて必要だと分かった知識のインプット
  4. 2〜3を繰り返す

大切なのは、最初のインプットに時間をかけないことです。なるべく早く過去問を解いて傾向をつかんだほうがいいです。サッと何を覚えるべきかを確認したら、早めに問題を解き始めましょう。覚えるべきだと判断した内容は、テスト当日までに確実に覚えましょう。

勉強計画を立てるにはNotionというアプリを使うのがおすすめです! Notionについてはこちらの記事をご覧ください。

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大学のテストは、時間をかけて勉強すれば確実に点数が取れるようになります。頑張って勉強してください。

科目ごとのバランスを考える

ある科目に力を入れすぎて、その科目の成績は良かったけど他の科目で単位を落としてしまった、なんてことがあると、高いGPAは取りづらくなります。

一部の科目に力を入れるよりも、すべての科目で平均点を目指すほうが無難です。なぜなら、点数が高くなるほどよりよい成績を取ることが難しくなるからです。90点を100点にするよりも、60点を70点にするほうが簡単です。

試験勉強の際は、自分の苦手な科目を優先して勉強し、ある程度の点数が取れるようになることを目指しましょう。

ただし、どうしても単位取得が難しそうなら、最初から諦めてしまうのもGPAの観点ではアリです。なぜなら、例えば私の大学では成績が0点から59点だと不合格(GPが0)になるので、頑張っても絶対に60点以上取れないなら全く勉強しなくてもGPAは変わらないからです。もちろん実際に勉強してみたら案外いけそう、テスト受けてみたら意外と簡単だった、ということがあるかもしれないので、諦める場合は慎重に判断してください。

実際に手を動かす

時間がないからといって、教科書やノートを見るだけ、読むだけ、覚えるだけではダメです。

自分の頭で考えることをしないとテストは解けるようになりません。

必ず何かしらの問題を解くようにしましょう。

まとめ:ポイントをおさえて良い成績を目指そう

この記事では、GPAを上げるための方法を紹介しました。

GPAを上げる方法
  • 履修登録
    1. 成績の評価方法を確認する
    2. その科目の口コミや単位取得率を確認する
    3. 時間割の埋め方に気をつける
    4. 履修登録後、単位取得が難しそうな科目は履修取消する
  • 授業期間
    1. 課題は絶対出す
    2. 授業に出席する
    3. なるべく授業のタイミングで理解する
    4. 適度な忙しさを保ち、勉強とそれ以外を両立させる
  • 試験期間
    1. 情報収集して、その授業に特化したテスト対策をする
    2. 計画を立てて勉強する
    3. 科目ごとのバランスを考える
    4. 実際に手を動かす

大学のGPAは、工夫次第で上げることができます。

この記事を参考にして、勉強に取り組んでみてください。

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この記事を書いた人

京都大学工学部在学中の大学2年生。ITベンチャー企業でモバイルアプリ開発やプログラミング教育などを行っています。

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